毎日のお世話を欠かさない
うさぎはケージ内にいても飼い主の様子を常に見ています。
うさぎは自分のことをちゃんとお世話してくれる人かどうか日頃からチェックしています。
毎日お世話をするのは当たり前ですが、ウサギとの信頼関係の度合いは飼い主の接し方で変わってきます。
うさぎと仲良くなるには飼い初めも肝心です。
うさぎは警戒心が強いため、慣れない人に触られるとストレスがたまります。
環境になじむまではスキンシップは控えて毎日のお世話(給餌、給水、トイレ掃除)に徹します。
うさぎを安心させる秘訣
うさぎは音に敏感で、些細な物音はもちろん、人の声も聴き分けます。(知らない人の声が聞こえると警戒心が強まる)
飼い主の声は安心と思ってもらえるように、毎日優しく声掛けをすると効果的です。
朝なら「おはよう、今日もかわいいね!」
ペレットをあげるときには「ごはんにしよう!」
寝る前は「おやすみ」
などと気さくに話しかける。
つまり、ペットだと思わずに親しい人に話すかのように毎日優しく話しかける。
たわいもない話をすると喜んで?聞き耳を立てて聞いてくれます(笑)
スキンシップの好き嫌いはうさぎの性格による
なでられるのが好きと思われがちなうさぎですが、うさぎは知らない人に触られるのがストレスです。
ペットカフェのような場所で常に知らない人がいる環境に慣れたうさぎとは違い、飼いうさぎは慣れた人にしか触られたがらず知らない人に触られると極度に緊張してストレスになります。
信頼できる飼い主にならうさぎも積極的になでられたがります。
ただ、どんなに信頼している飼い主でも抱っこされること、お腹を触られるのは嫌がります。
(うさぎの本能で「捕獲される」危険を察知して逃げたくなるようです)
動物病院に連れていく際ケージに入れるときにどうしても抱っこせざるを得ない状況を除き、うさぎが抱っこを嫌がるならムリに抱っこしない、お腹を触らないこと。
人の嫌がることをしないように、うさぎが嫌がることをうさぎにしないようにします。
うさぎから信頼を得るために
これらをルーティン化して続けていけばうさぎも飼い主を徐々に好きになってくれます。
・毎日のお世話を欠かさない
・毎日優しく話しかける
・(うさぎが環境になれてきたら)優しく頭から背中をなでる
毎日優しく声かけしながらコミュニケーションをとっていけば、次第にうさぎも安心して飼い主になついてくれるようになります(当方はなつかれるまでに1年以上かかりました)。