うさぎがケージを噛んだ時の正しい対処法は?

うさぎをお迎えして数週間も経てば新しい環境にも慣れて、生後6か月もすると成体うさぎに自我が芽生えてきます。
うさぎの性格は個々で違い、うさぎによって噛みグセのあるうさぎもいます。
うちのうさぎは天真爛漫でツンデレな女王様気質で(笑)、普段はおとなしく頭をなでられると甘えてきてとてもかわいいですが、飼い主に何か要求があるとケージを噛みます。
何か食べたい時に「おやつちょうだい」、へやんぽの時間がきてもケージから出られないと「ケージから出して!」といった要求をケージをかんでアピールしてきます。
うさぎの気持ちにすぐにでも応えてあげたくなりますが、ケージを噛んだ直後にうさぎの要求に応えるのはNGです。
一度うさぎの要求に応えてしまうと、「ケージを噛めば飼い主は何でもしてくれる」と理解して、要求を通すために常にケージを噛むクセがついてしまいます。
ケージを噛むたびにおやつをあげると「ケージを噛めばおやつがもらえる」とうさぎは理解してしまいます。
ケージを噛むのはうさぎの歯にもよくないです(不正咬合の原因になります)。
では、うさぎがケージを噛み続けたら飼い主はどうするのが良いのでしょうか?
その対処法は…
うさぎがケージを噛んだときはうさぎから静かに離れます(ケージを噛むのをやめるまでうさぎの視界に入らない場所へ移動する)
ケージを噛むと飼い主がどこかに行ってしまうなら、ケージを噛んでも何もしてくれないと理解して毎回はケージを噛まなくなります。
我が家のうさぎは自我が芽生えた頃からケージを噛むクセがありました。ケージを噛み続けると、噛まなくなるまでうさぎの視界から離れるようにしたところ、ケージを噛む頻度が減りました。
最近ではケージを噛むうさぎに息をふきかけると嫌々噛むのをやめてくれます(笑)。
うさぎはなんでもかじるので、かじっても大丈夫なものを付けるとケージの代わりに噛むのでケージを噛む頻度が減らせます。
うさぎのマウンティング対策
普段はうさぎと飼い主が仲良しな関係でも、うさぎの我がままに応じてしまうと、飼い主のことをなめてかかってくるかもしれません。
へやんぽ中に足ダン(床を思いきり後ろ足でたたくこと)したり、うさぎをケージに戻そうとすると抵抗して飼い主の手を噛んできたら飼い主が下に見られているかもしれません。
そんなときには、飼い主が上だと思わせる方法があります。
それは、アゴスリです。
うさぎを低い位置で膝の上に抱きかかえ、自分のアゴをうさぎの頭にスリスリします(笑)
アゴスリされるとうさぎは嫌そうな顔をして(笑)、暴れうさぎでもアゴスリされた後はおとなしくなることが多いです。
女王様気質のうさぎ(我が家のうさぎ)だとアゴスリ後は屈辱を受けた腹いせに足ダンすることもありますが(笑)、最近は信頼関係が築けてアゴスリする必要もなくなりました。
アゴスリするのはうさぎがしてはいけないことをしたときだけ(飼い主に攻撃的になった時(飼い主の手を噛むなど)にします。トイレの粗相とかは普通なのでアゴスリしません。
飼い主にかみつくとアゴすりされると分かればアゴスリが嫌でおとなしくなるかもしれません(やりすぎ注意)。

「アゴスリされるとゲキオコ!」
おりこうさんのときにあげると大喜びするうさぎのおやつ↓