うさぎが攻撃的になる理由?
うさぎは生後6か月で成体(親うさぎ)になります。
我が家のうさぎは生後半年過ぎた頃から性格が攻撃的になりました。
給餌のためにケージの中に手を入れるだけでも、うさぎが身構えるようになり「自分のエリアに勝手に入るな!」と言いたげに今にも飼い主の手に噛みついてきそうな緊迫感がありました。
後で分かったのですが、親うさぎになると本能的に(自分の子供を)守るために、自分の陣地(ケージ)に入って来た者を敵とみなして攻撃的になるようです。
手術(去勢・避妊)していないうさぎはデリケートになり、攻撃性が増す傾向にあるようです。
うさぎの避妊手術は必要?
我が家のうさぎは女の子です。
うさぎの本を読むとほとんどの本に
「うさぎは避妊手術をしないと子宮の病気にかかる」
と書かれています。
手術の最適な時期は生後6か月~1年以内、遅くても2年以内と書かれている本が多いです。
生後1年たっても攻撃的な性格は相変わらずでも元気だったので、手術をする必要があるのかどうか悩みました。
手術にはリスクがあること(手術中に全身麻酔に耐えられないうさぎもいる、手術中に死に至るケースもゼロではない)も考え、1年経ってから獣医さんに相談してから手術をするかどうか決めることにしました。
決断できたのはかかりつけの獣医さんの言葉でした。
獣医さん「うさぎのために避妊手術はした方が良いです」
手術できるのは親うさぎになってから(生後半年後)です。
獣医さん「避妊手術は生後半年~1年以内がベスト、できるだけ早い方が良いですね」
うさぎに全身麻酔をかけるため、麻酔に耐えられる体力のある若いうちに手術した方がいいとのことです。
うさぎ専門の獣医さんいわく、「避妊手術をしないうさぎ(女の子)は99%の確率で子宮の病気にかかります」とのことで、何年後かに病気になってから治療(手術)する時には手遅れになるケースが多いそうです。手術を迷っているようなら生後半年たってから一度かかりつけの動物病院に行って獣医さんに直接話を聞いてみるのが良いです。
結果的に、我が家ののうさぎは生後1年半で避妊手術を受けました。時期的にはけっこうギリギリでしたが、4年以上元気に過ごせているので手術しておいて良かったと思います。
うさぎの避妊手術後の経過とうさぎの大きな変化
うさぎの手術(子宮全摘出)が無事終わり、手術当日は入院、翌日にお迎えに行きました。
うさぎのおなかの傷口が痛々しかったので、2~3週間はケージ内で療養させ「へやんぽ」は控えました。
手術から2週間後に傷口チェックのため再診に行きました。
術後の経過も良好で1ヶ経つ頃にはいつもの元気な姿に戻りました。
手術して1ヶ月たってから大きな変化がありました。
手術前だったら飼い主がケージの中に手を入れると身構えて噛みついてくるほど攻撃的だったのが、手術後はとても穏やかになりました。まるで別人(別兎)(笑)
避妊手術するまでは警戒心が強く攻撃的だったのが、手術した後にここまで態度が激変する(穏やかになる)とは驚きでした。
うさぎにとっても避妊手術するまでは親うさぎとして本能的に守りに入るようになっていて、常に気を張ってストレスを感じていたのかもしれません。手術後は守るものがなくなったように表情もやわらかくなり、飼い主が近づいてもまったく警戒することなくリラックスしています(笑)