動物病院に勤めるため取得した資格
うさぎを飼い始めてからペットのことをもっと知りたいと思うようになり、動物病院の求人を探すことにしました。
昔、犬を飼っていたことがあります(10数年前に寿命で天国に旅立ちました)。
愛犬がいなくなってから何年かペットロスになり、道で犬を見かけるたびにつらかった時期もあったけれど、やっと良い思い出として昇華でき、新たにペットを飼いたいと思えたのがうさぎでした。
うさぎを飼う前の数年間にいろんな人(当時の職場の同僚や知人)からうさぎについての話を頻繁に聞かされるようになりうさぎに興味がわいていつのまにか飼っていました(笑)。
うさぎを飼い始めてからうさぎのことをもっと知りたいと思い、いろんな書籍を読みあさりました。また、うさ飼いさんに人気の「うさフェス」にも行き、うさぎの生態・飼育講座を聴講して理解を深めました。
更に、ペットをより深く知るために動物病院で働いてみたくなりました。
といっても、今までにペット系の学校を出たこともなければツテもありませんでした。
ペットに関する資格も経歴も皆無で「やる気だけはあります!」などとハッタリをかまして若気の至りでアピールできる年齢でもなかったので(当時30代後半)よく考えました。
そして、見つけたのがペット業界で認知されている資格↓
ペットのスペシャリストを目指す方に【愛玩動物飼養管理士 2級・1級】
年に2回試験があるので、自分の都合に合わせて好きな方を選べます(詳細は上のリンクをクリック)。
素人でも独学で勉強して資格取得を目指せます。
受験するのに受験資格も年齢制限もないのでいくつからでも受験できます。
資格取得を目標に勉強しながら動物病院の求人を探すことにしました↓
試験迄に半年位の学習期間を想定したスケジュールなので申込締切も早いです。
申し込むと分厚いテキスト一式が送られてくるので、まずはテキストを独学で学習しました。
集中的に勉強すれば3ヶ月でもいけますが、仕事しながらで学習時間を1日に1~2時間しかとれない場合には半年みた方が良いです。
内容は哺乳類全般、犬猫の比率が高く、次に小動物(うさぎ・モルモット)や鳥類、爬虫類の生態についてテキストに詳しく載っていました。大好きなうさぎの生態は何度も読んで理解を深めることができました。
試験を受けるために必修のスクーリング
筆者は2級を申し込みました。近年の2級の合格率が約70%近くだったので2級なら頑張れば素人も受かります。
1級は難易度が高く合格率も低いため、1級を目指すのならまずは2級から始めると良いです。
試験を申し込むと後日テキストが届き各自で自主学習となりますが、試験前迄に必ずクリアしなければいけないことが2つあります。
1つが「スクーリング」への参加
全国の指定会場の中から行ける日程(会場)を選んで申し込みます(第2希望まで書きました)。スクーリングの日程が近づくと、スクーリングの会場・日時の案内が郵送で届きました。
2級のスクーリング当日のスケジュールはこんな感じでした。↓
すべて座学で、 昼食をはさみ1日がかりでした。
100人近く入る広い講堂で受講しました。複数の部屋に分かれていたので2級を受ける人はかなり多そうでした。
受講生の割合は十代~二十歳前後のペットスクールに通う学生さんと思われる団体が8割以上、30代以上の個人は少数でした。1級の部屋も休憩時間に廊下から見えましたが1室のみで(40人前後の少人数)学生さんらしき人は見当たらず年齢層も高めでした(見た目30~60代、業者っぽい雰囲気の人が多め)
毎時限講師は変わり、どの先生も試験のための大事なポイントを分かりやすく解説してくれました。
講師陣は全員ペットのスペシャリスト↓
「スクーリング」は受験前の必修項目のため、スクーリングを受講した人のみが受験資格が得られます。
受験資格を得るための2つ目は「課題提出」
実際の試験を受けるのと同じように模擬テストを自身で行い、その解答用紙(課題)を期日内に提出(郵送)する必要があり、指定された期限内に提出しなかった場合は受験できません。
- 自主学習
- スクーリング参加
- 課題の提出(郵送)
以上をクリアした人が受験資格を得られます。
試験に臨んだ結果は、晴れて一発合格できました。
試験に受かると合否通知が郵送で届きます。
そして、合格後に認定登録手続き(有料)をすることで 愛玩動物飼養管理士名簿に登録され、認定証書と、合格バッジをゲットできます↓
さて、動物病院探し(仕事探し)の方はどうなったのか……(続く)