うさぎを飼育するための必需品
うさぎの知識がまったくない状態でうさぎを飼うと決めたため、最低限必要なものを店員さんに聞きながら一式お店で買い揃えました。(ネット購入の方が安く買えるものが多いです)
1.飼育用ケージ
2.ディッシュドリンカー
3.ペレット・牧草入れ(陶器の器)
4.うさぎのトイレ
5.トイレ用シーツ
6.牧草( 生後半年まで「アルファルファ」→半年後から「チモシー」 )
7.ペレット( 生後1ヶ月~半年まで「成長期用ペレット」)
最低限これらが揃えば子うさぎ(生後半年まで)1匹を室内飼育できる環境が整います。(ペレットは1袋で3週間~1ヶ月、チモシーは1袋2週間くらいもちます)
うさぎは生後半年までの成長期はカロリーの高いペレットと牧草(アルファルファ)を食べさせますが、生後半年を過ぎれば成長期用からカロリーの低い大人用のペレット・チモシーに切り替えます。成長期用の食事をそのままあげ続けるとカロリー過多で肥満うさぎになります。(特にアルファルファは太るので成長期を過ぎたら控えた方が良いと獣医さんに言われました)
生後半年以降に食べる牧草「チモシー」
生後半年以降に食べる大人うさぎ用ペレット
生後半年以降の大人うさぎ用ペレット(肥満気味でダイエットが必要なうさぎ用)
うさぎをお迎えしたら毎日することは?
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うさぎを飼うなら当たり前ですが毎日のお世話が必要です。
毎日するお世話の内容は…
- 朝ごはんの給餌(チモシー+ペレット+給水)
- トイレ掃除
- チモシーの補充、給水
- へやんぽ(室内散歩)
- 夕ごはんの給餌(チモシー+ペレット+給水)
うさぎの食餌について
うさぎは牧草(チモシー)とペレットが主食です。歯の伸びすぎを防ぐためにもチモシーを毎日しっかり食べさせます。ペレットは1日に決まった量をあげてあげすぎないようにします。
1日にあげるペレットの量はうさぎの体重の1.5%が目安と言われています。体重2キロのうさぎなら1日に30gを朝晩(15g×2回)に分けてあげます。
ペレットを好きなだけあげすぎると肥満まっしぐら(苦笑)
肥満になるとうさぎにとって必要不可欠な食糞がしづらくなります。
我が家のうさぎも一時期は毎日好きなだけペレットやおやつを食べさせたらどんどん肥満になり獣医さんから
「おやつをあげないでください。ペレットも減らして牧草(チモシー)をたくさん食べさせてください」
と言われたため、標準体重になるまでチモシーメインでペレットを減らし、おやつはあげませんでした。(本来はチモシー(主食)とペレット(補助食)を食べさせれば十分とのこと)
思い返せば、お迎えしたての赤ちゃんうさぎの頃、ペレットを食べ慣れておらず、 初めは固いままだと口を付けませんでした。
「慣れるまではペレットを水でふやかして柔らかくしてあげると食べますよ」
とペットショップの店員さんにアドバイスをもらい、毎回ペレットをふやかすと食べてくれました。
我が家のうさぎの場合、飼い始めの1ヶ月近くペレットをふやかして、2か月目以降はふやかしたペレットに顔を背けるようになったので、途中からふやかさずにそのままあげたら食べてくれました。
うさぎも成長するにつれて食べ物や食感の好みが変わるようです。我が家のうさぎは柔らかいもの(生イチゴやバナナ)が苦手で、カリカリ食感の乾燥したものが大好きです。
うさぎのトイレ掃除
うさぎがトイレをすぐに覚えてくれるかどうかはうさぎの性格にもよるし個体差があるようです。
我が家のうさぎはお迎えしてから2~3週間でトイレの場所をほぼ覚えてくれました。
へやんぽ中に粗相をすることもありますが、ケージの中だと9割方トイレでしてくれます。
うさぎのウ●コはコロコロと丸くて小さなタピオカのようでかわいいです(笑)。草食なのでウ●コもクサくなく、掃除も犬猫より簡単です。うさぎのトイレは汚れたら掃除する感じで、コロコロウ●コがあふれそうになったタイミングで朝か晩にトイレ掃除します。(但し、夏場はコバエが寄ってくるので、気になったら掃除します。)
うさぎのケージは汚れが気になったら掃除する感じで、月1~2回掃除する程度です。
うさぎの散歩
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うさぎは毎日運動が必要です。ただ、飼い始めてすぐは散歩しませんでした。
うさぎは環境の変化に弱くてストレスになるため、初めのうちは新しい環境に慣れるまではケージ内で過ごさせました。その間(1~2週間)は毎日最低限のこと(給水、給餌、トイレ掃除、時々ナデナデ)だけしました。うさぎが飼い主を怖がらなくなってきたら部屋の一角で「へやんぽ(室内散歩)」を始めました。
うさぎを外で散歩させる必要はなく(外にはうさぎを狙うカラスやノラ猫がいて危険もいっぱい)、毎日室内の「へやんぽ」で十分です。うさぎ専門獣医さんが「うさぎは骨が弱くハーネスを付けられるとストレスになる。外で散歩するのは飼い主のエゴ。室内で散歩させて、たまにベランダで日向ぼっこさせてあげるのが良い」と言っていたのが印象的でした。
ケージから出して毎日室内で1時間近く自由にさせています。
壁をかじったりへんなものを誤飲したり、ケーブルをかじったら危険なので、飼い主の目の届く場所で自由に遊ばせます(飼い主と一緒に遊びます)。うさぎにかじられては困るものは置かないようにして、「へやんぽ」中は飼い主が常にうさぎを見守っています。
「へやんぽ」を初めた最初のうちはサークルで囲った中で遊ばせて、慣れて来たら徐々にサークル外に範囲を広げて遊ばせました。
うさぎは常にケージ内で過ごさせ、「へやんぽ」する時だけケージから出します。
「日常的に放し飼いにするのはよくない」と獣医師さんに言われたことがあります。
放し飼いが当たり前の感覚になったうさぎはいつでもケージから出られると思ってケージに入りたがらなくなります。常に放し飼いにすることで長時間ケージ内に入ることにストレスがたまり、飼い主の留守中ケージの中を荒らすことが増えるかもしれません。
飼い初めが肝心で、「1日に1回ケージから出てへやんぽする」感覚にしてあげた方が、うさぎにとってストレスなく長時間ケージの中にいても平穏に過ごしてくれます。
我が家のうさぎは、1日うさんぽをしなかった日があったときには、翌日のうさんぽの時間が近づくとケージから出たいとケージをカジカジしながら「うさんぽ早くして!」とアピールしてきます(笑)